長期休み明けは、児童も教師も気持ちが乗らないものですよね。
休み明けからアクセル全開!もよいですが、息切れしないようにスロースタートも私は結構好きです。
長期休み明けの児童は、久々に会えてうれしい~!と友達の輪にさっと溶け込むことができる児童と久々に会った友達にどうやって話しかけようか・・・とどこかよそよそしい児童がいます。
今回は、そんな児童同士を共有の話題を通して、自然と打ち解けることができるゲームを紹介します。
わたしの経歴はこちら
- 小学校教員 15年目
- 通常学級担任 1、2、4、5、6年担任を経験
- 現在特別支援学級(知的障害)担任 1、2、3、4、5年担任を経験
- 生徒指導主事4年目
この記事を読めば、分かること!
- 長期休みビンゴ(ルールやゲームの進め方)
- つっこみトークすごろく(ルールやゲームの進め方)
長期休みビンゴ
① ルールの説明
あらかじめ教師が作っておいたビンゴの用紙を配付します。
書かれている内容について、あらあら紹介します。
夏休み明けの場合は・・・
- プールに行った
- 海に行った
- 映画を見た
- テレビを見た
- 花火をした、花火大会に行った
- 親戚、おじいちゃん、おばあちゃんに会った
- 宿題をした
- 読書をした
- ゲームをした
- 昼寝をした
- バーベキューをした
- 友達と遊んだ
- アイスを食べた
- そうめんを食べた
- スイカを食べた など
冬休み明けの場合・・・
- お年玉をもらった
- クリスマスプレゼントをもらった
- 親戚、おじいちゃん、おばあちゃんに会った
- 紅白歌合戦を見た
- お笑い番組を見た
- 年越しそばを食べた
- もちを食べた
- みかんを食べた
- 寿司を食べた
- かるた、トランプをした
- 初詣に行った
- おみくじを引いた
- 雪を見た
- 年賀状をもらった
- 宿題をした など
児童が経験してそうな内容をビンゴに入れておくと、○がたくさんつけられるのでよいと思います。
また、発達段階や実態に合わせて子どもたちに自由に考えさせるものよいでしょう。
② ゲーム
- 席の隣同士でじゃんけんをする
- じゃんけんに勝った人は、負けた人にビンゴカードに書かれている質問を1つする
- じゃんけんに負けた人が「はい」と答えれば、そのマスに○をつける
- 教室を自由に歩きながら、出会った友達とじゃんけんをする
- 同じ人とできるのは1回だけ
- 縦、横、ななめのどれか1列○がそろったらビンゴ!
- ビンゴになっても「終わり」の合図がかかるまでは続ける
③ 振り返り
ゲーム後に振り返りの時間をとってもよいと思います。同じ経験をした友達、自分はしてない経験をしていた友達など発見がたくさんあるはずです。
休み時間に話すきっかけにもなります。
つっこみトークすごろく
① ルールの説明
まず、準備物を確認します。
- すごろくシート(すごろくのマスにお題を書いておく)
- さいころ ← 算数ボックスに入っているものを使うとよい
- 自分のけしごむ(コマの代わり)
すごろくシートのお題 例(夏休みバージョン)
- 夏休みに見たテレビ
- 夏休みにした遊び
- 夏休みに行ったところ
- 夏休みに会った友達
- 夏休みに食べたもの
- 夏休みに飲んだもの
- 大変だった宿題
- 楽だった宿題
- 夏休みに買ったもの
- 夏休みに読んだ本
- 昨日の夜、考えたこと
- 今日の朝、思ったこと
- 来年の夏休みにしたいこと
- スタートに戻る
- 1回休み など
② ゲーム
- 3、4人グループになる(生活班など)
- スタートに消しゴムを置く
- じゃんけんをして、勝った人から時計回りですごろくをする
- 順番がきたら、サイコロをふって、出た目の数だけ進む
- 止まったところの質問に答える
- 答えた内容について、残りの2、3人がさらにつっこんで質問したり、感想を言ったりする
- 答えにくい質問には「分かりません」「言えません」と答えてもよい
お題に答える人は、たくさん話したいことがあるかもしれませんが、話を聞いた後に質問をされることも考えて、控えめに話すということも必要かもしれません。
また、みんなが質問や感想を言い終わった後に、付け足して話すというのが、より深まりがあってよいですね。
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