友達の気持ちとのトラブルが多い。集団行動がなかなかできない。
このような児童は、一見、学級の中ではトラブルメーカーのような存在に見えてしまうかもしれません。
しかし、もしかしたら、児童自身も「どうしていつもケンカになるんだろう」「みんなといっしょに楽しく過ごしたいのに」と悩んでいるかもしれません。
そんな児童が良好な人間関係を築くにはどうすればよいのだろう?
よい手立てはないのだろうか?と悩んでいる先生は多いのではないでしょうか。
今回は、そんな悩みを少しでも解決できればと思っています。
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- 小学校教員 15年目
- 通常学級担任 1、2、4、5、6年担任を経験
- 現在特別支援学級(知的障害)担任 1、2、3、4、5年担任を経験
- 生徒指導主事4年目
この記事を読めば、分かること!
- 社会性や人間関係の形成に課題がある児童の特徴
- 社会性や人間関係の形成に関するおすすめ実践例
社会性や人間関係の形成に課題がある児童の特徴
まず、社会性や人間関係の形成に課題がある児童の特徴を整理してみます。
- 気持ちを表現したり、読み取ったりすることが苦手
- 相手の気持ちを推測することが苦手
- 感情をコントロールできにくい
- 協力して活動することが難しい
- 友達との上手なかかわり方が分からない
- 問題の適切な解決の仕方が分からない
これらは一般的な特徴を整理したので、児童によってはすべてが当てはまらないこともあります。また、いつもこのような様子とも限りません。
環境やそのときの心理状態などによって、これらの傾向が強く表れるときもあります。
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社会性や人間関係の形成に関するおすすめ実践例
では、自分や相手の理解を深め、対人関係を円滑にするためのおすすめ実践例を紹介します。
ソーシャルスキルトレーニング
気持ちのコントロールを学ぶ
話す・聞く力を育てる
その他
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ぜひ、日ごろのお悩みや実践してよかった活動など、コメントなどで教えてください。
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