わたしの学級では、毎月、生活単元学習の時間に季節に合った掲示物を制作しています。
今回は、9月、10月に制作しようと計画している制作を紹介します。
わたしの経歴はこちら
- 小学校教員 15年目
- 通常学級担任 1、2、4、5、6年担任を経験
- 現在特別支援学級(知的障害)担任 1、2、3、4、5年担任を経験
- 生徒指導主事4年目
とはいえ、9月は2学期のスタートです。
長い長い夏休みが明けて、児童も教師もなかなか学習モードに入るのには時間が必要ですよね。
学校によっては、秋の運動会を実施しているところもあるでしょう。
運動会の練習が始まると、1日に2時間、多ければ3時間体育という生活になります。
学校にエアコンが整備されているとはいっても、運動場で暑い中活動していると、集中して学習に取り組むことも難しいというのが実情です。
しかし、参観日はやってくる!気付いたら、教室の掲示が夏休みから変わってない!
では、困ります。
準備も少なく、手軽に楽しんで学習できる活動を紹介したいと思います。
私の学級(知的障害特別支援学級)は、1年生、2年生、3年生、4年生(2名)の4学年が在籍しています。
低学年でも気軽に取り組めて、中学年には自分なりの工夫ができるような教材を模索しています。
この記事を読めば、分かること!
- 9月におすすめ コスモス、赤とんぼの製作
- 10月におすすめ ぶどうの製作
- 実践してみて感じたこと
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9月におすすめ!コスモス、赤とんぼの制作
【 レベル★ 低学年向け 】
用意するもの
- 折り紙(または画用紙、紙テープ)
- のり
- はさみ
- (ビニールひも、ペットボトルのキャップ)
10月におすすめ!ぶどうの制作
【 レベル★★ 中学年向け 】
用意するもの
- 画用紙(紫系の色を数色)・・・ぶどう
- 画用紙(緑系を数色)・・・葉
- クラフト紙、折り紙(茶系)・・・幹や枝
- 鉛筆かペン・・・画用紙を丸める用
- 木工用ボンド
- ホッチキス
どちらの制作も紙テープを使うと、準備の手間が軽減され、制作の時間も短縮されますね。
色合いを考えながら、上手に組み合わせて作るなど、工夫ができそうです。
実際に子どもたちといろいろ試しながら、制作を進めるのもよいですね。
画用紙を鉛筆で丸めるところなどは、手先を動かす練習にもなるので、自立活動等でもできる制作活動だと思います。
実践してみて感じたこと
私は、コスモスと赤とんぼの製作をまず、実践してみました。
- めあてを確認する
- 完成品を見て、仕上がりの見通しを持つ
- 作り方の動画を視聴する(コスモス)
- 制作をする
- 動画を視聴する(赤とんぼ)
- 制作をする
時間短縮のため、色画用紙を適度な長さに切るところまでは教師が準備をしておきました。
1~4年生の5名といっしょに、学級担任1名、教育支援員1名で実践したところ、1時間で作り終えることができました。
1、2年生は2人ともコスモスを選びました。
3、4年生はコスモスを作った後、時間が余ったので、トンボも挑戦しよう!ということになり、両方を時間内に作ることができました。
動画を一度に見ると、理解が難しそうだったので、コスモスの方だけをまず視聴しました。
そして、3、4年生が大体作り終えたところで、一度作業を止めて、赤とんぼの動画をみんなで視聴しました。
また、動画は一度見ると、見返すことは可能ですが、映像が消えてしまいます。
そこで、動画を一部をスクリーンショットし、拡大提示装置に映しておきました。
休み時間などを活用して、コスモスの葉やトンボの目玉を作成し、掲示が完成しました!
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