特別支援学級の参観日ってどんな感じなの?複数の学年がいるし、教科はどうしよう・・・
実はわたしも初めて特別支援学級の担任になり、参観日前に同じような疑問、不安にぶつかりました。
わたしの経歴はこちら
- 小学校教員 15年目
- 通常学級担任 1、2、4、5、6年担任を経験
- 現在特別支援学級(知的障害)担任 1、2、3、4、5年担任を経験
- 生徒指導主事4年目
今回は、このような疑問、不安を持っている方のために少しでも役立てば・・・と思っています。
この記事を読めば、分かること!
- 特別支援学級の参観日は支援学級で?交流学級で?
- 参観日でおすすめの学習活動7選
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特別支援学級の参観日は支援学級で?交流学級で?
特別支援学級在籍の児童は・・・授業参観のパターンがまず大きく2つあります。
- 特別支援学級での授業参観
- 交流学級(通常学級)での授業参観
地域や学校ごとに参観日の持ち方もいろいろかもしれませんが、4月の参観日は、通常学級での授業参観を行う場合が多いです。
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特別支援学級で行う?交流学級で行う?
2回目以降は、特別支援学級担任が授業を行うことが多くなります。
しかし、この場合も2パターンあります。
- 特別支援学級の児童全員が特別支援学級で学習
- 特別支援学級の児童の一部が特別支援学級で学習(交流学級で授業する児童と特別支援学級で授業する児童がいる)
これは児童にとって、交流学級で行う授業内容がどのような環境で学ぶことが適切なのかを見極める必要があります。
- 教科の特性 ・・・ 交流学級で行うことが適切な教科(道徳科、総合的な学習、学級活動など)
- 児童の実態 ・・・ いつもは特別支援学級で行うことが多い教科でも交流学級で行うことが適切
本人や保護者とも相談をしながら、その都度、決めるとよいと思います。
児童全員がそろうとき
交流学級の学習内容によっては、特別支援学級に在籍児童が全員そろう場合もあります。
そのときには、複数の学年の児童がいる状態になるので、全員でいっしょに活動できそうな学習を計画する必要があります。
おすすめの学習については、後ほど紹介します!
一部の児童が学習するとき
一部の児童が特別支援学級で授業を行うときには、いつも通りの授業を行います。(変な表現かもしれませんが・・・)
学校での授業というと・・・通常学級の授業をイメージする人が多いと思います。
実際、特別支援学級の授業は少し特殊な形式をとっています。
くわしくはこちら
普段、どのような形で授業をしているのかを保護者の方に見てもらうことも大変意味のあることだと思っています。
少人数で学習するとひとことで言っても、常に1対1で学習しているわけではありません。
普段の授業では、もちろん3学年以上がそろうこともあります。
3学年以上がいっしょに各教科の学習をするのは、児童が活躍する姿を多く見てもらうことが難しく・・・(自習する時間や待つ時間が多くなる)授業者側としても正直しんどいです。
ですから、無理を承知で授業参観でも各教科の授業を行うこともあるかもしれませんが・・・
このときも、全員がそろうときと同じように、全員でいっしょに活動できそうな学習を計画することもあります。私の場合は、3学年以上がそろうときには、正直こちらを計画したいです。(笑)
おすすめの学習活動7選
複数学年がいる場合は、こちらの学習をおすすめします!
- 生活単元学習(知的障害特別支援学級の場合)
- 自立活動
生活単元学習でおすすめ2選!
生活単元学習でおすすめの学習活動は・・・
- 季節に合わせた制作活動 ← こちらのブログサイトで実践事例を複数紹介しています
- 探究学習・・・調べ学習や調べて分かったことを発表する
自立活動でおすすめ5選!
自立活動でおすすめの学習活動は・・・
それ以外の実践はこちらにまとめています。↓↓
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自立活動の学習は、他の教科の学習と組み合わせて時間調整をしたり、保護者も巻き込み、いっしょに楽しんだりするのも保護者ともコミュニケーションが取れていいですよ。
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